研修医日記2024.5

脳梗塞で手足が麻痺して入院された患者さん。急性期の治療が終わり、後はリハビリを頑張るだけの状態になり、「これで一安心だな」と油断していたらリハビリの先生から「この方の糖尿病と高血圧はどうなってますか? 治療計画はどんな感じですか? 脳梗塞の再発を予防するためにはこの入院中にリスクをどれだけ減らして、どれだけしっかり患者教育できるかにかかってるんですよ」とのお言葉をいただきました。簡単な薬の処方や検査はしていましたが、そこまで深く考えていなくて焦ると同時に納得しました。慌ててガイドラインや教科書を調べ、今後の検査の予定を立てたり、患者さんの診察をさせてもらったりしました。リハビリ期間の大切さを再確認させられる出来事でした。