4月24日(火)第1回研修委員会

和歌山生協病院・医師研修委員会は、4月24日(火)、今年度の第1回研修委員会を開催しました。

研修委員会は毎月1回、今春から初期研修を開始した3人研修医の、①研修評価(入院、手技・検査、自己学習)、②研修レポートの作成、③今月の研修目標等について話し合います。

 

当院の研修委員会構成は、多職種型です。主役の研修医、指導医、病棟・外来看護師、薬剤師、医療安全委員、事務が参加して多角的に評価を行い、研修をつくりあげています。

この日は、今月研修医が担当した1~2人の入院患者の、診断や手技・検査、病状説明等について振り返りを行いました。

 

ある研修医は、“主治医”として担当した2人の入院患者症例を報告。救急で呼吸困難を主訴に来院した場合の鑑別診断と治療と、低血糖による意識障害に対する治療について振り返りを集団で行いました。

 

3人研修医が経験した、4月度の手技・検査

大腿動脈採血・血管ルート確保・グラム染色・Mチューブ挿入・腹部エコー・胸腔ドレーン交換・抹消採血・胸部X線撮影

 

研修委員会の最後に5月の研修スケジュールを確認しました。

手技・検査の研修について、研修医から“手技等は事前学習しておきたい”と要望が出されたので、医局の研修医ボードに、日々予定されている検査や手技を記載しておくことを確認しました。

中旬には、河西診療所(和歌山中央医療生協)での「診療所研修」を予定しています。内容は、近くのスーパーのスペースを借りての「無料健康チェック」と訪問診療です。

こんな感じ↓

少し先ですが、6月に三重県で開催される「プライマリケア学会」が紹介され、全員参加の運びとなりました。