初期研修医からのメッセージⅥ

研修期間 2017年12月 初期研修医2年目 S.A

 

今回、私は内科で1ヶ月間研修しました。私自身久々の内科研修で、不慣れな所もたくさんありましたが、指導医の先生をはじめとした多くの先生方や、看護師・薬剤師・事務員の方々が些細なことでも相談に乗って下さり、ご指導いただいたおかげで快適な研修を過ごすことが出来ました。

和歌山生協病院では研修医を主治医に当てていただけたので、上級医の先生と相談しながらになりますが、自身が率先して患者さんの治療に当たることができました。私は研修中に細菌性肺炎やうっ血性心不全といったcommon diseaseを担当しましたが、治療内容といった臨床的なことだけではなく、介護問題など患者の背景にある問題をいかに解決するかと言った内容も、今後医師の仕事をしていく上で良い経験となりました。

内科としての主なイベントとして内科回診や新患カンファレンス、症例カンフアレンスがありました。内科回診では総合内科的な身体所見の取り方を、豊富な症例を通じて詳しく教えていただき勉強になりました。また症例カンファレンスでは自身が担当している患者を主訴・現病歴から振り返ることで、どのような検査が必要か・どのような鑑別が挙がるかを討論することで、非常に良いfeed backとなりました。

上記の他にも、 先生方が個人的に講義をしてくださる場面もあり(例を挙げると心電図の読み方、胸部レントゲンの読み方、意識障害患者の診かたなど)、勉強するのに適した病院であると、この1ヶ月で感じました。